おしらせ

ピーター(クモに関する記述です。苦手な方はスルーしてください)

我が家では4年前にクモを飼っていました。

いや、飼っていたというか、いつの間にか住み着いていました。

クモの種類はアシダカグモ。

足が長く、小さいクモに見慣れている方からしたら驚く大きさです。

 

最初に我が家に出現した際、あまりにも大きい姿に、毒グモではないかと主人とパニックに陥りました。

追い出そうとするのですが、素早すぎて追い出すこともできず、途方に暮れました。

 

何を思ったのか、急に主人がネットで調べ始め、それがアシダカグモであることが判明したのです。

このクモ、私の嫌いなGから始まる生物を捕食するんです!

それに、強い殺菌力のある消化液で自身の脚を手入れするらしいんです。

この時点でアシダカグモを見る目が変わりました。

 

幸いにもうちにはGが生息していなかったので、そこまで必要性は感じていなかったのですが、

彼の臆病な姿を少し可愛らしいと思ってしまうようになりました。

 

それから、我が家での共同生活が始まりました。

彼は夜行性なので、日中お見かけすることはあまりなかったのですが、 時間が経つにつれ、

ピーター(勝手に名づけました)も慣れてきたのか、 朝でも暗い寝室の壁の上の方に姿を

見せるようになりました。

 

私自身はクモが得意ではなかったのですが、やはりピーターの人柄(クモ柄?) に

よるものが大きいと思います。

いつもビクビクしているようで、その姿に何とも言えなくなりました。

もちろんアップで見ると厳しいのですが、遠目で見る分には問題なしです。

 

主人なんかは子供のように可愛がり、帰ってくるなり、「ピーターは?」と聞いて

くるようになりました。

私も「シー。ピーターがいるから静かに」とまるで小さい子が寝ているかのように

振る舞いました。

 

そんな生活が続いていたのですが、その年の夏の終わりに、ピーターが弱り始めて

いったのです。

どうやら家には食べる物があまりないみたいで、どんどん痩せて衰えていってしまったのです。

かと言って餌を用意することもできず、私たちはただただその様子を見守ることしかできませんでした。

 

結局、その夏にピーターとはお別れを告げることになりました。

 

寂しさに駆られていると、なんと、会社でアシダカグモを見つけたのです!!

持って帰ろうかとも思ったのですが、どうやら会社に現れたアシダカグモは、

ピーターと違い、ちょっと気が強かったのです。

 

やはりピーターでないとダメだなと思い、断念しました。

 

今では会社でもアシダカグモをほとんど見かけなくなってしまいました。

 

年月が経ちすぎ、今ではクモに対する愛着も薄れ、虫が苦手な自分に戻っていました・・・。

 

*ピーター・・・有名なクモの映画の主人公の名前からとりました。

 

 スタッフ H

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