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特長
- 脈動圧校正により圧電センサの高精度な校正ができます。
- ユーザが圧電センサを装着後、約2分間で校正結果が得られます。
- 圧電センサで重要な絶縁抵抗値、低域周波数特性がモニターできます。
- 同時にセンサ8本(8気筒エンジン用)の校正が可能です。
- 油圧式重錘型圧力校正装置のように、50kgにもおよぶ重錘を取り扱う必要がなく安全に操作できます。

装置に内蔵された基準圧力計と校正対象の圧力センサに同時に圧力を印加し、両者の出力を比較することで校正を行います。運転開始から約2分で、校正結果がパソコンに表示されます。
仕様
| 圧力発生モード | ゲージ圧力 |
| 圧力発生レンジ | 1~20MPa |
| 圧力発生周波数 | 0.01~5Hz |
| プログラム運転 | FS圧力の20%おきの分割圧力発生可能 |
| 圧力校正精度 | ±0.1%FS |
| 電源 | AC100V/±10%/1kVA |
アプリケーション
- 圧電型筒内圧力センサの校正
関連製品
内燃機関のエンジン開発で最も重要なデータはエンジンの筒内圧力測定であり、IMEP、ROHR、ノッキング解析等の算出に必ず使用されるファクタです。
筒内圧の検知に使用される圧力センサは、圧電型と呼ばれる圧電体のピエゾ効果を利用した圧電センサがほぼ例外なく使用されています。これは使用温度、応答性、小型形状,取付性等に大きな利点があることによるが、湿度影響や圧力校正に難点があり、正確な校正には熟練と時間が必要とされています。
筒内圧センサ用脈動圧力校正装置PGT-500は、従来使用されていた油圧式重錘型圧力校正装置に代わり使用される校正装置で、校正圧力に脈動圧力を使用しています。圧電センサは原理上容量型のため、静的圧力の印加に対して出力が時間的減衰を伴い、高精度の校正には長年の熟練を要してきました。PGT-500では0.1Hz,2~20MPa程度の油圧方形波圧力を校正センサと±0.1%精度の基準圧力センサに印加し、両波形を比較しながらパソコンで精度解析を行うシステムです。
圧力発生部のシステムを図1に示します。脈動油圧の発生には、工場空気を精密レギュレ―タで調圧して高精度な空気圧力を作ります。この空気圧力を空気-油圧変換器を用いて高精度油圧に変換します。精密油圧は超高圧電磁弁の開閉により、大気圧と精密油圧の双方を交互に方形波脈動圧力として発生します。この精密油圧を基準センサと試験センサの両方へ同時印加し、基準値と試験値をパソコンに入力して精度解析を行うシステムです。
圧力校正の結果を図2に示します。数回の校正圧力印加が短時間で可能であり、再現性確認に大きな偉力を発揮します。また方形波を用いた校正であるため、圧電型センサのような変動圧力のみに感知するセンサの校正を高精度で行うことができ、出力波形の時間解析からセンサの絶縁抵抗、時定数など重要なデータの解析が短時間に行える装置です。
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図1.脈動圧力校正システム圧力発生部 |
図2.圧力校正結果 |







